製図編
製図の勉強で必要な物
・製図用具
・問題集
以下、私が使った教材
【製図用具】
3M スリーエム マスキングテープ スコッチ ドラフティングテープ カッター付 紙箱入り 12mm×30m 230-3-12
- 出版社/メーカー: 3M(スリーエム)
- メディア: オフィス用品
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他にも、蛍光ペン(2色)やシャープペンシル(0.5mm)1本でいけました。線は個人差がありますがBぐらいが一番いいと思います。
【問題集】
この年は資格学院のものが有利だったので資格学院1つでもよかったかなと思いました。
<勉強方法>
製図は「エスキス+作図=製図」であり、受ける年によってRCか木造か違いがあると思います。私は木造しか受けたことないのですが、RCの方でも参考になるように書いていこうと思います。
まず作図について説明しますが、始めはとにかく問題集の答えのトレースを繰り返しします。一日1枚でもきついですが、作図スピードは描いていく度に上がっていきます。そこで自分なりの流れを作っていけると思います。あとストップウォッチを使いましょう。時間配分がわかります。平面図は1時間半とかそういう様にタイムアタック方式になっていきます。
エスキスはとても大事です。エスキスで完成されていない場合、ほぼ落ちます。製図を受けた初年度はそれで詰まってしまい落ちてしまいました。逆に言えばエスキスがしっかりできていればほぼ受かります。
エスキスの考え方ですが、木造の基本モデュールは455mmの等差数列、RCはたぶん500mmでしょう。きっとエスキス用紙も4.55mm又は5.00mmになっていると思います。プランはパズルブロックの組み合わせです。具体的にいうと木造の階段は(1820×1820)、しかし私が受けた年の問題は最低(1820×2275)でないと段数が足りないという問題になっていました。そうやってそれぞれのブロックの組み合わせの訓練や寸法体系を理解すればエスキスはできるはずです。
※私は試験当日エスキスに50分、作図に3時間ほどで1時間近く余っていたので見返す時間があったのも良かった点だと思いました。
学科編
学科の勉強で必要な物
・参考書
・過去の問題集
・法令集
以下、私が使った教材
【参考書】
【問題集】
【法令集】
もっと安く勉強したいのであれば、最低限はスタンダード、分野別厳選問題集だけでもいいかもしれません。法令集は日建のオレンジ本(横書きのもの)が見易くてオススメです。
<勉強方法>
学科は「計画」「法規」「構造」「施工」の4つに分かれています。
構造と施工だけはノートを作りました。構造は計算問題もありますが、ほとんどは知っているか知っていないかの問題であり、施工と似ている所もあります。もちろん参考書でまとめてくれていますが、さらに自分でノートをまとめることで何を覚えていないか、何が分かっていないかが一目でわかるのでオススメです。
法規はとにかく線引きの作業がしんどいですが、私は申し込みの時に日建の営業の人が詰め寄って来て「これ書いて!ハイこれ上げます!」と住所・電話番号と引き換えに「主要法令条文アンダーライン集(非売品)」を貰いました。その時は嫌だなぁと思っていましたが、帰って見ると超便利だったのでラッキーでした。
アンダーラインは(又は、ただし、かつ、除く、限る、この限りでない、できる)といった接続詞や可能、否定などで意味が大きく変わってくるのでとても大事です。どこに何の条文があるか覚えていくので法規は詰めて勉強した方がいいと思います。
学科は基本的に繰り返しの作業になるので、問題集を何周できるかが勝負です。さらに学科は「計画(25点)」「法規(25点)」「構造(25点)」「施工(25点)」の100点満点であり、それぞれ足切り(だいたい例年は13点未満)といってどれか満点取っていても他で合格点に達していなければ落ちます。つまり、まんべんなく勉強することを意識しましょう。
※ちなみに私は足切りは無かったものの総合点(60点)で1点足りなくて落ちてしまいましたw
独学について
たぶんここに来た人は「独学で二級建築士の資格を取ろうかな?」と考えている方だと思います。もちろんお金がある方は資格学校へ行く事を薦めますが、私みたいにお金がなく効率の悪い人でも効率的に独学で取ってほしいなと思いブログを書くことにしました。(私は学科・製図それぞれ1回ずつ落ちて3年目に取得できました)
最初は右も左もわからないと思いますが、まず情報収集から始まります。
・独学で合格した人のブログ
・本
・職場や学校の上司・先輩・友人
・某インターネット掲示板
などありますが、たぶん一番手頃な情報はブログだと思います。他のブログも比較参考にして自分なりの勉強方法を確立するといいと思います。
さて次の記事から学科編・製図編に分けて説明していこうと思います。